ECサイトを成功させるための効果的な方法は?コンテンツマーケティング成功事例5選      


コロナ禍により、ステイホームなど非対面での活動が多くなっています。そうしたなか、これまで手を付けていなかったECサイトの作成に乗り出した個人事業主や中小企業も多いのではないでしょうか。しかし、厳しい市場競争の中、ECサイトを開設しただけで集客するのはかなり難しいといえます。
新しいお客様に、商品やサービスを発見してもらうにはECサイトをベースとし、コンテンツマーケティングやSEO、SNSなどの運用を行っていく必要があります。ECサイトを成功させるための効果的な方法と、コンテンツマーケティングの成功事例を紹介していきます。

コロナ禍で広がるECサイト運用

コロナ禍の中、外出自粛が当たり前のようになり、外で買い物をする機会も少なくなりました。反して、ネットで買い物をする人の割合は大きく増えています。総務省の「家計消費状況調査 ネットショッピングの状況について(二⼈以上の世帯)」によると、2020年12⽉時点で54.6%の世帯が、ネットショッピングを利用しているという結果が出ています。ネットショッピングへの支出額も増え、旅行やチケット関連を除くすべての分野で2019年を大きく上回る結果となりました。
これを受けて、ECサイトを導入する企業も急増しています。IT知識があまりない人でも簡単にECサイトが開設できるサービスも増えており、「2020年4~6月の食品関連のサイト開設が前年同期の13倍」という伸びを見せました。
経済産業省が行っている「電子商取引に関する市場調査」によると、2019年度における日本のBtoC-EC市場規模は、約19兆3,609億円。過去5年で約1.5倍と著しい成長となっています。2010年の約7兆7,880億円から毎年右肩上がりの傾向です。
EC市場の拡大やコロナ禍の背景を受け、リアル店舗での集客が厳しさを増す事業者の多くが、今後もECサイトの構築に乗り出すことが予測されるでしょう。

ECサイトを作るだけでいい?実際そんなに甘くない


ECサイトの構築自体は、現在たくさんのサービスが提供されているため、以前よりもかなりハードルが下がっています。しかし、ECサイトを作っただけでは、お客様を呼び込むことはできないのが現実です。
先述したように、ECサイト運営に乗り出す企業は増加し続けており、さらにコロナ禍をきっかけに続々と新しいECサイトが誕生しています。自社と同じ分野、同系統の商品やサービスを扱うサイトは無数にあると考えたほうが良いでしょう。
つまり、自社のサイトを新しく作っただけで、お客様が訪れてくれる可能性は、ほとんど期待できないのです。そこで考えなければならないのが、SEO対策です。SEOとは、「Search Engine Optimization」の略語で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。
SEOの目的は、お客様がキーワードで検索をしたときに自社のサイトが検索結果の上位に表示されることです。お客様の目に多く触れることで、自社サイトへのアクセスを増加させることが期待できます。
Googleをはじめとする検索エンジンには、検索の順位を決める仕組みがあります。SEOでは、この仕組みを利用して検索エンジンから高評価を得て、自社のECサイトが高い位置に表示されることが目的とします。
検索エンジンの仕組みを簡単に説明しましょう。インターネット上にある各サイトの情報を「クローラー」と呼ばれるプログラムが収集。集められた膨大な情報に対して条件に従った解析が行われ、検索をした「ユーザー(お客様)が求めるものに最適」と判断されたサイトが上位に表示されます。
評価の項目としては、ページ構造やキーワード設定など技術的な要素がありますが、特に重視されるのがコンテンツ内容です。お客様にとって有益な情報が豊富なサイトでなければ、検索上位にあがることはできません。

記事コンテンツを作って、ECサイトに人を呼び込もう


検索エンジンが最も嫌うのは、中味のないサイトです。例えば、記事やコンテンツ数など数だけが多くても、他のサイトをコピーしたようなページばかりでは、評価されません。SEO対策のためにも、質が良く、お客様にとって有益でためになる情報を提供していくことが重要です。
さらに、ECサイトの本来の目的となる顧客獲得、つまり売上に貢献するためにも、良質なコンテンツが求められるのは言うまでもありません。
有益な情報を提供し、ユーザーからの信頼を勝ち得て、成果を上げる方法はコンテンツマーケティングと呼ばれます。
コンテンツマーケティングでは、最初から購入やサービスの利用を売り込むのではなく、お客様の興味のありそうな記事を提供しながら、いわば企業やサイトの「ファンづくり」を行うことが必要です。
見込み客を引き寄せ、情報を提供しながら潜在するニーズを引き出して、自社の商品やサービスへの訴求としていく……そうしたストーリー性をもったマーケティング手法の一つといえるでしょう。
厳密には、SEOとコンテンツマーケティングは別物ですが、「良質なコンテンツを軸として目的を達成する」という意味においては、大きく関係しています。

コンテンツマーケティングを使ったECサイトの成功事例


それでは、ECサイトの成功事例を見ていきましょう。

・株式会社マネーフォワード/MFクラウド 

人気の家計簿アプリのほか中小企業や、個人事業主、フリーランス向けの会計ソフトを提供する企業が運営しています。経理や会計の困りごと、トレンドやビジネスハック、コロナ禍での企業のあり方などについての記事を提供。サイトを訪問したユーザーのリピート化、見込み客への育成、既存顧客のフォローの役割も担っています。

・株式会社クラシコム/北欧、暮らしの道具店 

美しい写真と心地よさが伝わるエッセイ風のコラムにより、北欧の暮らしにまつわる家具や物品への憧れを喚起しています。読者を自然に購買へと引き寄せる、上質な雑誌のような構成です。文章を書いているスタッフへの親近感もわき、長期的なファンの獲得に貢献しています。

・株式会社カカクコム/キナリノ 

価格比較サイトでおなじみの株式会社カカクコムによる、生活全般をサポートするサイトです。扱う分野は、ファッションや生活雑貨、インテリア、グルメ、美容・ケア、ライフスタイル、アート・カルチャー、旅行など。暮らしに関わるさまざまな情報を、圧倒的なボリュームのコンテンツで提供しています。
季節のトレンドから防災意識を喚起する記事まで、幅広い内容でいくら読んでも飽きません。いつの間にか記事の中に出てきた商品を探したくなるでしょう。

・株式会社中京ソーラー/ソーラーサポートセンター 

太陽光発電に関する疑問や、法律関連の情報などを提供する「ソーラーサポートセンター」。運営元は、太陽光発電システムの販売・取り付け工事を行う企業です。価格競争の激化に悩んでいた同社は、ユーザーが求める情報を提供することにより、6ヵ月でアクセス数を12倍に増やすことに成功しました。着実に成果へとつなげています。
サイトづくりでこだわったのは、「ユーザー基準」であること。これは、お客様から選んでもらい、他社との差別化を図る大きなポイントといえるでしょう。

・株式会社LPN/ストレッチポール®公式ブログ 

健康器具の開発製造・販売を行う企業が提供しているのは、身体の悩みを主にストレッチにより解消する情報です。腰痛や、肩甲骨周り、背中、骨盤・姿勢矯正など、誰もが気になる話題が「ユーザーが幸せになる」という視点から語られています。
医師監修で信頼性の高い情報を、写真やイラストでわかりやすく解説。まさに良質なコンテンツのお手本となるでしょう。

ECサイトを作るなら、同時に記事コンテンツも作ることを意識しよう

 他社がやっているから自社でも……そうした焦りからECサイトだけを開設しても、期待するような結果は得られません。企業のECサイトには、お客様が自然に引き寄せられるような魅力が必要です。「売りたい」を前面に押し出す手法は、今の時代には合いません。
SEO対策を施し、良質な情報を提供するコンテンツマーケティングから、顧客との継続的な関係を作っていくのが理想的です。ECサイトを魅力的に見せたい、そう考えるなら専門家の力を借りてみるのもよいでしょう。
 
 

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