SEOのポイントは?おさえるべき基本対策6つ


コンテンツマーケティングの基本ともいえるSEO。SEOによってビジネスチャンスが大きく変動すると言っても過言ではありません。自社のページを上位表示させ、自社のコンテンツをより多くのユーザーに見てもらうためにどのようなSEO対策があるのでしょうか。6つご紹介します。
 

この記事の目次

タイトル最適化で上位表示を目指す

SEO施策の中で、最も簡単でありながら、一番奥が深いと言っても過言ではないのが「タイトルの最適化」です。コンテンツには画像のタグ表示やタイトル、文章の内容や文字数など、重要な要素は数多くありますが記事タイトルは、検索エンジンにとっても読者にとっても、最初に目にすることになるコンテンツです。ここが正しく機能していなければ、上位表示は難しくなってしまいます。仮に上位表示ができたとしても、クリックを誘うことはできません。
例えば、「FX やり方 初心者」というキーワードのコンテンツを作るとしましょう。コンテンツはFX初心者を対象にしたもので、FX投資用口座の開設方法を教え、FXサービスを提供している証券会社へリンクしているものと仮定します。
タイトルにはそれら三つのキーワードを重要度に合わせて入れ込みます。
キーワードの重要度順にキーワードをタイトルに含めるかたちになります。
実際に上記のキーワードで検索をかけてみましょう。
上位表示されているサイトのタイトルは下記になります(2021年4月28日現在google検索)。

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「FX やり方 初心者」という3つのワードが前半にあるのがわかるのではないでしょうか。
また、タイトルの文字数ですが、Googleの検索結果でタイトルがカットされることがないように、文字数はできるだけ全角28文字以下とします。
長いタイトルの場合、Google検索でカットされてしまい、場合によってはタイトルの意味がターゲットにつたわらなくなる可能性が生じます。また、28文字以下であれば、ほとんどのスマートフォンのブラウザでタイトルがカットされることはありません。
検索結果でターゲットの目を引くために

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といった飾りをつけるテクニックも有効です。

競合ページを徹底的に分析する


検索ランキング上位を目指す際、最初にしなければならないのは競合ページの分析です。既に検索上位を獲得できているページにはどんなコンテンツがあり、読者のどのようなニーズを満たしているのかを分析しましょう。
文章の内容や見出しの付け方、画像の選定など、上位5ページほどを分析すれば、共通した特徴や傾向が見えてくるはずです。それらを自分のページへ意識的に取り入れることができれば、コンテンツ力は自然と高まっていくのです。
上位表示された質の高いコンテンツは、ユーザーに読まれる可能性が高まります。
上述した検索結果をもう一度確認しましょう。

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この他にも検索上位をよく読んでみると、「FXの基礎用語」「FX取引の基礎知識」「FX初心者は何でFXを学ぶべきか」「キャンペーンの活用方法」「FX口座の開設方法」といったテーマの記事が見えてきます。
上位表示されている競合ページを分析し、競合ページ以上の内容のコンテンツを発信できれば、競合ページよりも検索結果で上位表示される可能性が高まるでしょう。

レスポンシブデザインにする

スマホやタブレットの世界的な普及により、Webサイトの閲覧の多くはモバイル端末から行われています。そうした背景もあり、PC上での見た目がいくら美しくても、スマホからの見え方が良くなければ、検索エンジンからの評価を上げることはできません。仮に「アクセスのほとんどはPCから」というサイトであったとしても、モバイル版のサイト表示には徹底的にこだわりましょう。
スマホ対策の第一はWebサイトをモバイルフレンドリーにすることです。モバイルフレンドリーとは、モバイル端末でWebサイトを閲覧する際のユーザービリティが確保されているという意味です。
モバイルフレンドリーテストツールなどを使い、自社のWebサイトやコンテンツがモバイルフレンドリーであるかを確認し、そうでない場合はテキストサイズやコンテンツの幅などを調整するなどして改善して下さい。
また、Webサイトを構築する際は、最初からスマホに対応したレスポンシブデザインで構築することを心がけて下さい。
 

情報は更新し続ける


情報が常に更新され、新しいページが定期的に追加されるサイトは検索エンジンからの評価が高まりやすくなります。「ブログページ」や「新作紹介」のようなカテゴリーを用意して、こまめに更新していける土壌を作っておきましょう。
1日に何度も更新する必要はありませんが、週に1度程度でも、長期間にわたって粘り強く更新を積み重ねていくことが大切です。また、過去に制作したコンテンツであっても、新しい情報が出ればリライトをし、常に最新の情報を届けるサイトを目指してください。そうすることで読者の信頼を勝ち取ることができるようになるのはもちろん、検索エンジンからの評価を高める要素にもなるのです。
Googleが検索対象とするWebサイトやコンテンツの量は、現在も指数関数的に増加しています。個々のサイトにおけるコンテンツの量が、コンテンツの質と共にGoogleの評価基準になっています。コンテンツの質を確保するとともに、コンテンツの一定量を確保することを心がけましょう。

googleは被リンクの質と量を重視する

素早く検索順位を上げようと思った際、多少コストが必要になってしまいますが、外部リンクの獲得は非常に効果的です。「外からリンクされる=信頼できるサイト」という評価を検索エンジンが行うからです。
ただし、作為的に外部リンクを獲得する行為は、Googleの本来の目的である「ユーザーにとって価値のある情報を提供すること」にそぐわないものであるため、効果を得られない可能性が高くなります。そのため、あくまでもコンテンツの質を高めることで、ユーザーに対して「このサイトは信用できる!」という印象を与えていくことが大切になるのです。
なお、Googleは、現在においても被リンクの質と量を重視しているとされています。Googleの検索アルゴリズムの原点は、学術論文の世界における論文引用のコンセプトをベースにしています。
これはつまり、各論文の権威は、その論文をだれが引用しているかで決まるという考え方です。つまり、ある論文がノーベル賞受賞学者によって引用されているケースは、市井の一消費者によって引用されているケースよりも権威が高いとみなされるということになります。
ネットでも同様に、Googleは「権威のあるWebサイト」などから被リンクされているWebサイトを高く評価します。
 Googleは、どのようなWebサイトからの被リンクがを権威があるとみなすかを詳細には明らかにしていません。しかし、一般論としては、「すでにGoogleページランクが高いWebサイト」「国などの公的機関のWebサイト」「大学や研究機関などのWebサイト」などが、権威があるWebサイトであるのではないかと言われています。
一方、最近のGoogleは、被リンクをするためだけに存在するWebサイト(リンクファームと呼びます)などからの被リンクを逆にマイナスと見なします。リンクファームからの被リンクは決してしない・させないように注意する必要があります。
 

質の高いコンテンツで差別化を図る

また、これはSEO対策において最も重要なポイントですがSEOを成功させるには、何と言っても質の高いコンテンツを提供する必要があります。「競合ページを分析し」、Googleの検索結果順位で上位表示されているWebサイトの内容をチェックすることの必要性を説明しました。では、そうした競合ページの内容をチェックし、それと似たようなコンテンツを提供すれば、それだけでいいのでしょうか。
答は「No」です。検索結果ページで上位表示、最終的には一位に表示されるには、それ以上のものを提供する必要があります。ターゲットにとって有益で、価値があり、面白く、比類なきものである必要があります。
広い意味での究極のSEO対策とは、そうしたコンテンツを用意できるか否かにかかっているでしょう。漫画、小説、映画、アニメなどのコンテンツと同様、多くの人に衝撃と感動を与え、お金を払ってでも見たいというコンテンツが作れるか否かにかかっているのではないでしょうか。
業界に特化した専門サイトであれば、どこよりも情報が豊富で正確なWebサイトを作る。情報発信をメインとするニュースサイトであれば、どこよりも新鮮で話題性にあふれたニュースサイトを作る。特定のテーマを扱ったブログサイトであれば、どこよりも個性的でユニークで読者にとって有用なブログサイトをつくることが、それぞれ求められるのです。
 

SEOで上位表示を目指そう

検索上位に表示されることで、コンテンツマーケティングの効果が高まります。まずは、お伝えした6つのポイントをおさえてサイトの作りこみを行いましょう。SEO対策の充実により、コンテンツの価値をアップ、コンバージョンへとつなげていきましょう。

  1. タイトル最適化で上位表示を目指す
  2. 競合ページを徹底的に分析する
  3. レスポンシブデザインにする
  4. 情報は更新し続ける
  5. googleは被リンクの質と量を重視する
  6. 質の高いコンテンツで差別化を図る

文・デファクトコミュニケーションズblog編集部
 
 
 
 
 
 
 
 

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