専門家が文章を監修することのメリット


インターネットの普及に伴い、情報発信の裾野は、個人や一般企業にも広がりを見せています。ことに、企業の自社サイトを代表とするオウンドメディアは、自社商品やサービスを消費者に周知させ、同時に自社ブランドを向上させるツールとして注目されています。
そして、オウンドメディアの運営に欠かせないのが、良質なコンテンツの存在です。この良質なコンテンツとは、自社のオリジナリティの視点で作成した、読者の欲しがっている情報を指します。
加えて、重要視されている要素が、「記事の信頼性」です。これは記事の内容が事実か、専門家の視点で書かれているかを問われるものです。
このように、専門家の目を通して、文章の内容を吟味することを「監修」と呼びます。昨今、WEBコンテンツにおいて、監修という作業の重要性が見直されています。
今回は、WEBコンテンツにおける監修について、詳しく解説します。

なぜ記事の監修が必要なのか

白紙のノートの上に黒縁眼鏡と鉛筆 3つの「??」」
企業のオウンドメディア担当者には、コンテンツ作成に頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。一口に、「オリジナリティに溢れ、信頼制を担保した記事」といっても、素人では執筆に戸惑ってしまうことでしょう。
そこで活用されるのが、外部の制作会社です。現にネット検索すると、多くの記事代行サービス会社が検索結果に表示されます。こうした代行会社は、所属するライターに執筆を依頼することになります。
記事のテーマは様々で、医療や美容など、それなりに専門性を要するものも多くあるでしょう。代行会社の担当者は、記事のテーマごとに、それぞれの専門性を有する書き手に案件を割り振る訳です。
ただ実際には、専門に特化したライターの数は限られており、また仕事を頼めたとしても、多額の原稿料が発生することになります。従って担当者は、専門分野を持たないライターに仕事を依頼しますが、納品された原稿は校正・校閲を経て、専門家による監修作業が欠かせないのです。
記事の監修は、専門的な知識を持った人物が、記事の内容が事実に基づいたものであるかを確かめ、事実と反する場合は修正する作業です。専門家の知見を活かして独自の意見を加えることにより、記事の付加価値を高めることができるのです。
特に記事で扱う内容が、医療や薬学分野、美容やヘルスケアに関するものである場合は、医師や薬剤師、あるいは美容の専門家による監修は必須となります。もしも、記事に事実無根の内容が含まれ、それを鵜呑みにしたユーザーが書かれたことを実行した挙句に、健康被害に見舞われたら、コンテンツを掲載した企業の責任が問われることにもなりかねません。
過去には、この過程を怠った結果、社会問題にまで発展した事例がありました。それが、「welq(ウェルク)問題」です。

モラルの欠如によるある情報サイトの閉鎖

頭に手を当てて悩むスーツ姿の男性
かつて、DeNAが運営する、「welq」という医療系キュレーションサイトが存在しました。
2016年6月のニールセンによる調査※1では、welqのユーザー数は631万人にものぼり、第1位を記録しました。サイト開設からわずか半年足らずで、600万人を超える利用者を数えるまでに成長したことになります。
その後、医療・健康分野に特化したwelqは、専門家の監修を受けないまま、事実に反する内容の記事を多く公開し続けたとの批判を受けます。そして、2016年11月29日には、同サイトに掲載されていたすべての記事は、非公開とされました。同年12月7日に行われた記者会見では、代表取締役社長兼CEOである守安功氏は、「正確性だけでなく、ユーザーにとっての質の担保といったメディア事業に対する認識が足りなかった」と述べ、謝罪の意を表明しました。
たった数カ月で、600万人を超える利用者を獲得した背景には、内容の信ぴょう性が問題視される記事を大量に掲載したという事実がありました。サイト検索結果の上位にランクさせることにこだわるあまり、情報発信する側のモラルが置き去りにされてしまったのです。
ニールセンによる調査※1
https://www.netratings.co.jp/news_release/2016/07/Newsrelease20160726.html

WEBコンテンツ制作における記事監修のメリット

白衣の女性とタブレットを示して微笑む黒いスーツの女性
専門家が記事を監修することにより、内容の信ぴょう性を確保することができます。医療や美容関連の記事の場合、書かれている医療情報に対して、医師としての立場から修正を行います。
独自の知見においてコメントを加えるため、しっかりとした事実に基づいた、オリジナリティのある記事を掲載することが可能です。これにより、競合社のサイトと差別化を図れるとともに、読者の読みたい情報を発信する企業として、企業ブランド向上にも繋がります。

まとめ:専門家による記事の修正は欠かせない行程であり、外部のプロに依頼して情報の正確性を担保すべき

聴診器
企業のブランドを向上させ、自社商品・サービスを消費者に知らしめるツールとして、オウンドメディアには、経営者や広報、マーケティング担当者などから注目が集まっています。
オウンドメディアの運営を成功に導くには、良質なWEBコンテンツの掲載が重要になります。良質なコンテンツとは、内容の正確性が担保され、独自の視点で書かれた記事を指します。
それには医師や弁護士など、社会的に信用のある専門家の目を通して、記事に書かれた事柄をチェックしてもらうのが一番です。しかし、一般企業に属していると、なかなかそうした専門家との接点は見いだせないものです。そうであれば、外部のプロに相談するのも、コンテンツ制作の効率化を図る上で一つの選択肢といえるでしょう。
弊社では、「Edit-us(エディタス)」というサービスを提供しております。
医療や美容はもちろん、法務や財務、金融、不動産など、あらゆる業界の専門家による、コンテンツの監修が可能です。
WEBコンテンツの信頼性を確保することにお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

デファクトコミュニケーションズでは年間1万2000本を超える制作実績のもと、専属ライターや各種有資格者による執筆や監修を実施。
お客様の「したい」を形にします。
各種新規事業、医療、美容、金融、法務や税務など、コンテンツ制作にお悩みの際はぜひご相談ください。