企業出版ブランディングが向いている業種とは?職種ごとの特徴とその理由

多様化する社会の中で、情報が届きにくくなっている昨今、書籍を通じてひとりひとりの読み手とじっくり向き合うことでメッセージを伝えるカスタム出版(企業出版)は、新たなコミュニケーションツールとして注目されています。今回は、業種別に、カスタム出版がどうブランディングに影響するのかを簡単にご説明していきます。

 

この記事の目次

企業出版ブランディングが奏功する業種

企業出版が向いている業種

一概には言えませんが、企業出版ブランディングを実践し、セールスに影響が出ている業種というのが、コンサルタント、病院・クリニック、教育・学習塾などと言えます。それぞれが企業出版を選ぶ理由を見ていきましょう。

コンサルタント 

コンサルタントは、自らの経験や知見を他者に提供することで報酬を得る職業です。どういった知識や経験をもち、これまでどういった実績があるのか、ということが受注の大きなポイントになります。自らの経験や考え方のノウハウを書籍に著すことで、クライアントの理解が深まります。また、書籍というツールがもつ価値で、信頼性もアップさせることができます。

病院・クリニック

昨今、企業出版の一大分野として注目されるのが病院・クリニックなどの医療関係です。健康情報に関心がある中高年層は書籍に親しんでいる世代であり、書籍の出版を通じて医師やクリニックに対する信頼を得ることができます。企業出版大手の幻冬舎から出版した医師の中には、出版によって箔がつき、出版前比1.5倍の集客に成功した事例もあるそうです。

教育・学習塾など

教育業界も、なかなか広告やコピーライティングなどではメッセージが伝えにくい分野です。独自の教育論やこれまでの生徒・学生とのエピソードなどを書籍にまとめることで、じっくりとメッセージを伝えることができます。

不動産投資・投資(資産運用)

不動産投資や資産運用などのノウハウ本も、人気の分野です。独自の投資論を書籍で出版したことで人気に火がつき、セミナー・講演会のほか、マスメディアに進出した投資家もいます。

その他(btob企業)

企業出版によってメッセージを伝えるのは、消費者向け(BtoC)ばかりではありません。とくに、世の中に多く知られていない素材や製品を取り扱うBtoB企業であれば、自社の強みや事業モデルの深い理解を得なければ集客が難しいこともあるでしょう。ターゲットとなる経営者層は読書習慣をもつ人も多いので、出版が契約につながるケースも考えられます。

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まとめ

企業出版は、ブランディング構築の最高峰と言われます。権威性の高いメディアである「書籍」を出版することで「専門家」「プロフェッショナル」というイメージを醸成でき、企業ブランドの価値を高めることができます。また、人材獲得や、セールス、また最近ではコンテンツマーケティングとの相乗効果なども期待できる手法なのです。

 

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ウルマル編集部
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