コンテンツ制作を助ける4つのコツ

この記事の目次

ブランディングコンテンツ制作を助ける制作フロー

ブランディングコンテンツは「目的」と「結果」を明確にした上で制作を進めなければならないということをお伝えしてきましたが、それを「十分に理解した」と思いながらも、いざ制作スタートの段階に立つと、具体的なアイデアが出てこない、という人も多いのではないでしょうか。

ブランディングコンテンツを制作する時は、以下の制作フローに沿って進行していくとコンテンツの作成そのもののスムーズさはもちろん、出来上がったコンテンツの質も向上させることができます。

具体的な「結果」を設定する

ブランディングコンテンツ制作に先立って「目的」と「結果」を考えることは大切ですが、制作フローや質を向上させるためには、より具体的な結果を設定しなければなりません。例えば「商品・サービスを認知し、購入してもらう」という結果に対し、1%UPと10%UPを目指すのでは、それぞれ伝えるべき内容や情報は異なってくるはずです。

求める結果を具体的な数値に落とし込むことによって、現状の課題やそれを解決するために必要なことが見えるようになり、より具体的なブランディングコンテンツの内容を導けるようになるのです。

現状の課題を把握する

目指したい具体的な結果を定めたら、今度はそのために必要な要素を探っていきましょう。

先ほどの「商品・サービスを認知し、購入してもらう」という結果に対し、10%の売上UPを具体的な数値と定めたとします。すると、10%の売上を上げるためには、どういった層にアプローチをしていくのが有効か、より明確になってくるでしょう。1%UPであれば既存ユーザーの満足度を向上され、リピーターを増やすことで達成できるかもしれませんが、10%UPを目指すとなると、新規顧客の開拓を積極的に行わなければならないかもしれません。

そうした狙うべきターゲットによって、作るべきコンテンツ、伝えるべき内容も変化していくのです。

PRすべき内容を決める

具体的な結果と、それを達成するために必要なターゲットが定まったら、今度はそれに合わせてPRすべき内容を決めていきます。

先ほども軽く触れましたが、売上を伸ばすためのコンテンツを制作する場合、ターゲットを既存ユーザーとしてリピートを狙うのであれば、追加された機能や特性、それによってもたらされるメリットを伝える方が効果的です。しかし新規の人をターゲットとするならば、商品・サービスの基本的なスペックやストーリーをしっかり説明しなければなりません。

すべての情報を網羅するようなコンテンツでは、ターゲットの深層心理まで揺さぶることはできません。ターゲットを明確に定め、そこだけに刺さるPRを考えなければならないのです。

伝える方法を選定する

具体的なターゲットとPRすべき内容が決まったら、最後にそれを届けるために使うメディアを選定していきましょう。新商品のPRであれば、商品制作ストーリーを用意するのが一般的かもしれませんが、ターゲットによってはIR・CSRの方が発見率を高め、説得力を高く感じてもらえる可能性もあります。

最適な情報を、最適な場所で、正しく伝えていくことで、制作したコンテンツはより効果的にターゲットの心を揺らすのです。

これらのフローに沿って、一つずつ段階的にコンテンツ制作をしていくことによって、より良いブランディングコンテンツが出来上がっていきます。

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