副業は本当に稼げるの?副業で得たお金は「投資」で増やそう!

2017年に「働き方改革 実行計画」が閣議決定されたことで、日本政府としても副業を後押しする流れとなりました。なかには、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて収入が減り、将来への不安感から副業を始めたり考えたりしている方もいるのではないでしょうか。
厚生労働省が2020年に行った「副業・兼業に係る実態把握の内容等について」によると、9.7%が副業・兼業をしていることがわかりました。2017年の副業の割合は7.2%のため、副業・兼業をしている人は着実に増えていることがわかります。
では、副業することでどのくらいの収入を得ることができるのでしょうか?また、副業で得たお金はどう使えばいいのでしょうか?
 

副業をしている理由は収入アップと活躍の場を広げたいから


厚生労働省の同調査では、本業の1ヵ月あたりの収入別に副業をしている人の割合の調査も行っています。最も多かったのが「5万円以上10万円未満」で13.5%でした。次いで「10万円以上20万円未満」の12.2%、「5万円未満」の10.9%となっています。
収入が少ない人だけではなく、収入が多い人も副業をしていることが把握できるでしょう。副業をしている理由で最も多かったのは、「収入を増やしたいから」で56.6%でした。

副業の平均収入は約6万円!副業に満足している人が65.6%


2018年にパーソル総合研究所が行った「副業の実態・意識調査」によると、副業の平均月収は約6万8,200円(n=1,082)でした。一方で、2020年にマイナビ転職が行った「副業に関する意識調査」によると副業の平均月収は約5万9,782円(n=209)でした。調査対象者数や、年度が異なることから金額が異なりますが、1ヵ月の平均収入は6万円前後ということがわかります。
マイナビ転職の調査では「副業を実際にやってみて、満足しているか」という質問もあり、65.6%の人が「満足」と答えているのも興味深いです。これは、副業で余暇や睡眠時間が削られ、体力を消耗するデメリットよりも、副業で得られる収入や経験をメリットとしてとらえている人が多いということではないでしょうか。

副業で得たお金はどう使う?


自分の大切な時間を使って、副業で稼いだお金はどのように使ったほうがよいでしょうか?収入減少の影響で生活費に充てざるを得ない人の場合は難しいでしょうが、将来に向けた「投資」も選択肢の一つです。
 

つみたてNISAで運用

副業で稼いだ一部を「つみたてNISA」で投資することも選択肢の一つです。つみたてNISAで投資する投資信託は、個別株投資などに比べると分散投資なので値動きは緩やかで投資初心者にも向いています。つみたてNISAは、年間40万円(毎月約3万3,333円)まで非課税で積み立てすることが可能です。
利益に対する税金は、運用開始から20年間は非課税なので、長期投資のメリットを受けやすいでしょう。貯蓄には、さまざまな種類がありますが、例えば銀行預金の場合は元本割れしないため安心です。ただ、メガバンクの普通預金で0.001%(2021年5月時点)と利息がほとんどつきません。
投資商品は、元本割れのリスクもあることが大前提ですが、利益を得られることもあります。少子高齢化が深刻な日本では、老後資金を自分で用意しなければ老後資金が不足して、苦労しかねません。老後にお金を稼ぐのは難しいので、ぜひ副業で得た収入は無駄遣いせずに資産運用に回し、老後資金の準備を検討することが賢明です。
投資初心者の場合は、まず少額でつみたてNISAからスタートし、慣れてきたら他の投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。
 

自己投資も大切

資産運用といった金融商品だけでなく、自分への投資も大切です。なぜなら、自己投資をすることで自身のスキルが高まれば、リターンも大きくなる可能性があるからです。例えば、副業で必要になるスキルを得て副業収入がアップすれば、収入の不安が減り精神的にも安定することができます。
場合によっては、副業で独立することも期待できるでしょう。プログラミングや、Webデザインなどのスキルは勉強しなければ身につきませんが、才能や仕事ぶりが評価されれば単価の高い案件の受注が可能です。
お金や時間は、先行投資することになりますが、スキルを身につけることができればリターンも大きいといえるでしょう。資格やスキルを取得するためには、書籍などを利用し独学で学習することも可能です。しかし、取得には時間がかかる可能性もあります。
そのため、独学に自信がなかったり効率よく学習したかったりする人の場合は、資格取得講座などを受講することがおすすめです。コストはかかりますが、資格取得までの時間を大幅に削減できる可能性が高まります。
現在の状況だけにとらわれず、自分のライフプラン(キャリアプラン)を考えて、自分に合ったスキルを得るための自己投資をしましょう。
 

収入→投資と良いサイクルを作ろう

1ヵ月の副業による平均収入は、約6万円で副業に満足している方が多いことがわかりました。副業で得た収入の使い方も重要です。自分へのごほうびや消費ばかりに使うのではなく、なるべく将来のための資産運用や自己投資に回すことも選択肢の一つといえるでしょう。
もちろん、働くことへのモチベーションとして、たまのぜいたくは大切ですよ。「すでに副業を始めている」「これから副業をしたい」といった方も、副業で得たお金はうまく活用してくださいね。
参照:厚生労働省|副業・兼業に係る実態把握の内容等について
★【資料6】     副業・兼業の現状②(複数就業者についての実態調査(JILPT調査) (mhlw.go.jp)

文・勝目麻希
2級FP技能士、証券外務員1種。新卒でメガバンクに入社、大企業〜中小法人融資・資産運用を経験。結婚後商社勤務を経てフリーランスのライターへ。現在は実務経験を活かし、資金調達・資産運用・遺産相続など、金融系コンテンツの作成を多く手掛ける。

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